2023年12月2日に日本テレビ系『満点☆青空レストラン』で紹介された「電気餅(でんきもち)」。
「電氣餅」は100%餅米のみで作られ、添加物も保存料も使わないふわふわ柔らかなお餅。
なんとこの100年以上の歴史がある代物なんです。
このお餅を販売しているのは東京都渋谷区にある「あいと電氣餅店」。
こちらの店主である鈴木瞳さんとはどんな方のでしょうか?
当記事では
- 電氣餅とは一体どんなものか?
- あいと電氣餅店 店主 鈴木瞳さんとは何者か?
- 105年の歴史のあるこの電氣餅を継承したワケは?
上記の天を調べましたので、気になる方は最後までお付き合いください!
電氣餅とは
「電氣餅」は100%餅米のみで、添加物も保存料も存在しなかった約100年前と同じ製法で作られています。
この「デンキモチ」というすこし変わった名前の由来はなんでしょうか?
それは今から約100年前のこと、当時としてはまだ珍しかった電動餅つき機を導入していたことで、お客さまたちから親しみを込めて「電氣餅」と呼ばれるようになったのが始まりなのだそうです。
うっとりするほど柔らかい「餅」と、羽のように軽くて繊細な「こし餡(あん)」。
その組み合わせで生まれる電氣餅は、最高の状態で食べてもらいたいという思いから、賞味期限5時間とされています。
「あいと電氣餅店」は代々木八幡にあります!
この電氣餅を販売しているのが「あいと電氣餅店」。
2021年11月3日にオープンしたこのお店は代々木八幡駅から徒歩5分ほどの場所にあります。
外からは大福を作る姿が見ることができ、多くの人が足を止める店構えとなっています。
直接お店へ来店して商品購入をするとはできず、すべて「完全予約制」。
それだけファンの多い人気店ということですね。
あいと電氣餅店ホームページはこちら。
店主 鈴木瞳さんの思いとは
そしてこのあいと電氣餅店の店主は「鈴木瞳さん」。
鈴木さんの出身地は福島県相馬市。
鈴木さんが地元に帰省した際、何気なく口にしたのが、同地の人気店「宍戸電氣餅屋」で販売されていた「電氣餅」だったそうです。
そのあまりのおいしさに衝撃を受け、店主・宍戸貞勝さんに弟子入りを懇願したということのようです。
しかし、当時宍戸電氣餅屋は地域経済縮小やコロナ禍の影響などで売り上げが激減していたのです。
宍戸さんは自分の代で終わらせようと考えていたこともあり、鈴木さんの弟子入り志願をなかなか受け入れなかったそう。
番組でもお話されていましたが、当時鈴木さんは宍戸さんに全く相手にされなかったようです。
それでも、鈴木さんは毎日お店に通い詰め、その熱意を伝えることで、晴れて弟子入りが実現したというわけです。
こうして、東京と福島を行き来する修業がスタート。
当時の仕事を整理しつつ、寝る間を惜しんで「生大福」の習得に励み、後継者として認められるに至ったのでした。
鈴木さんはベンチャーの起業、事業コンサルタントなど、さまざまな分野で経験を積んでいたようです。
そのなかで、電氣餅の消費者への届け方の一つとして、自身が親しみのある代々木八幡駅周辺での開店を決めたとのこと。
「おいしいものを次世代に伝えていきたい」
そんな想いで挑戦をし、今や熱狂的なファンを多く抱えるに至ったのです。
まとめ
今回は電気餅について、また「あいと電氣餅店」店主 鈴木瞳さんについてまとめました。
100年以上の歴史をもつ地元福島県の電氣餅を、次世代に残していきたいという思いで活動されている鈴木瞳さん。
その味は今後間違いなく多くのファンを増やし続けることでしょう。
ご興味のある方は一度お試ししてみてはいかがでしょうか?
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